みなさん こんにちは。

★NEW!! 2018.11.18

各地の紅葉も見ごろになり、すっかり秋らしくなりましたね。

当NPOでは「市民、学生と歩く台湾エコツアー」~阿里山と台南の自然を満喫するエコの旅~の参加者を募集します。

  • 時期:2019年3月1日(金)~6日(水)5泊6日
  • 旅行代金:150,000円
  • 申し込み締め切り:2018年12月21日(金)

詳しくはこちらのちらしをご覧ください。

 

NEW!!  2018.7.1

みなさん、こんにちは。

暑くなりましたね。関東甲信地方は6月29日に梅雨明けしたそうですね。6月に梅雨明けするのは、1951年に気象庁での統計が始まって以来、最も早かったそうです。

さて、6月30日にNPO法人の定期総会を開催しましたのでご報告します。2017年度の主な事業は次の3つでした。

(1)  日中緑化交流基金の支援を得て、咸陽市淳化県における植樹協力事業(最終年度)に取り組んだ。

(2)  京都府地域力再生プロジェクト支援事業交付金に「快適省エネ生活「楽エコ生活」のすすめ」として応募し、エコ学区サポートセンターの協力を得て京都市「砂川学区」「竹田学区」「深草学区」の住民アンケートを実施した。また、環境フェスティバルの会場でもアンケートを実施し、合計289名の協力を得、家庭の省エネについての実態を把握した。

(3)  京都環境フェスティバルに出展し、上記のとおり省エネアンケートを行うとともに、植樹活動のパネル展示などを行った。

また、特定非営利活動促進法が改正され、第28条の2により貸借対照表作成後遅滞なく公告することが義務付けられましたので、当法人についてはNPOのホームページに掲載して行うこととし、定款55条にその旨を明記し、2017年度の貸借対照表を公告しました。

今年度2018年度の主な事業計画は次のとおりです。

    現在までの植樹協力してきた現地に会員が適宜出向き、管理状況を確認する。また、バイオマス利用のための植樹の可能性について、陝西省林業庁と意見交換し検討を進める。

    省エネルギー活動 昨年実施したアンケート調査結果をもとに、楽エコ生活のパンフレットの作成に取り組む。

    調査・研究活動  日本、中国をはじめとした東アジアの森林、環境問題を中心に、専門家を招き研究会・セミナー等を開催する。

    広報活動  NPO法人の活動を紹介するため、京都環境フェスティバル(12)をはじめとしたイベントに参加する。

総会終了後には、龍谷大学名誉教授増田啓子先生による「地球温暖化による影響への適応策 -賢く適応しつつ、未来に向かおう!-」をテーマに講演会を開催しました。京都府に住む私たちの生活にも温暖化の影響は確実に及んできています。熱中症やゲリラ豪雨をはじめ、気候変動による農業や漁業への影響も出始めているとのことでした。温暖化の緩和策とともにこれからはますます「適応策」が重要になってきていると感じました。

増田先生、お忙しい中豊富なデータに基づく貴重なお話をいただき、ありがとうございました。

私たちのNPOも環境の変化に適応して、時宜にかなった課題に取り組んでいかないといけないな、と思いを新たに共有しました。

みなさん、これからも私たちの活動へのご理解とご協力をよろしくお願いします。

☆いつでも会員募集中です。お気軽にお尋ねください。

 

NEW!!  2018.4.15

みなさん、こんにちは。

桜はすっかり葉桜になりましたが、やまぶき、さつき、はなみずき・・と次々いろいろな花々が咲き、新緑に映えて一番ぜいたくな季節を迎えましたね。

2月に開催した15周年記念イベントの報告をさせていただきますのでご覧ください。

「開催報告」NPO法人環境保全ネットワーク京都15周年記念事業 ~リレートークで振り返る15年

環境保全ネットワーク京都は、日本、中国、韓国等アジア地域を中心に世界の環境問題についての調査、研究を行うとともに、環境保全と改善のための実践活動を行うことを目的に、2002(平成14)12月認証を受け、このほど15周年を迎えました。この間、中国陝西省での植樹や省エネルギー活動などを通じ、微力ながら持続可能な発展に寄与してまいりました。15年の節目に当たり、今までの活動の意義と成果を確認するとともに、今後の活動の方向性について会員をはじめ幅広い分野のみなさまと意見交換をさせていただきたいと思い、15周年記念イベントを開催しました。

●日 時 2018224() 14時~1730

●場 所 龍谷大学ともいき荘 3階 第5,6研修

[内 容]

●開会あいさつ 

北川秀樹(代表理事、龍谷大学) 「なぜ中国の植樹協力を始めたか?」

 はじめに、北川理事長から15周年記念イベントを開催することとした趣旨などあいさつがあり、引き続き「なぜ中国の植樹協力を始めたか?」と題して報告がありました。

 北川理事長が京都府庁の職員だった1997年に、陝西省科学技術委員会の環境訪問団を受け入れたことをきっかけとして、京都府と陝西省の交流が始まり、2002年に延安など植樹協力候補地を視察。この年に「環境問題に国境はない」との思いから当NPO法人を設立し、理事長は京都府職員を退職して龍谷大学の教員になりました。

 その後、2004年から陝西省への植樹協力を開始し、2018年までほぼ毎年、西安市を中心に渭南市富平県、咸陽市三原県、淳化県で植樹ツアーを実施してきました。

 しかし、この間中国はめざましい経済発展を遂げ、環境面では全体として徐々に改善しつつあるものの、経済発展の陰で局地的に悪化しつつある面もあるなど、日本の高い技術力を生かした環境技術協力の必要性はまだまだあるといえるとのことでした。

 また、中国から日本を訪問する観光客が大幅に増えるなど民間交流の拡大が進みましたが、日本から中国を訪問する観光客が激減するなど日中関係の変化も現れてきており、政治的な影響やマスコミの報道に左右されない中国への多面的理解の促進が、まだまだ必要とのお話でした。

 この間も北川理事長は、学生たちを連れて度々中国を訪問してきましたが、日中の友好交流のためには、特に若者を中心に現地に足を運び、顔と顔の見える関係の構築がとても大事であると結びました。

また終わりに当たり、陝西省での活動当初から、現地との調整、案内、通訳に精力的かつ熱心に奔走していただいた呉衛さんが、201610月に急逝されたことに触れ、ここに改めて感謝と哀悼の意を表するとともに、ご冥福をお祈りしたいとあいさつをしました

●講演

 「陝西省伝統村落の環境現状と文化伝承」 王莎(西安建築科技大学講師、龍谷大学研究員)

 続いて、今年2月から、中国西安建築科技大学から研究員として龍谷大学へ留学されている王莎先生から、「陝西省伝統村落の環境現状と文化伝承」と題して講演をいただきました。

 王莎先生は、陝西省の伝統村落の建築や生活文化について発表をされ、陝北楡林市の黄土高原の村、园則坪村のヤオトン、西安市の北方、関中咸陽市にある烽火村のヤオロウ、陝南安康市の友誼村の石置き屋根の住居などをそれぞれの地域の自然環境や農業、林業などの産業との関係、祭祀や食べ物などとともに紹介をいただきました。これまで私たちの中国でのNPO活動は、黄土高原での植樹が中心でしたので、他の地域での住居や生活文化の状況などを様々に知ることができ、大変興味深い内容でした

リレートークで振り返る15

 続いて、NPOメンバーによるリレートークを行いました。それぞれに15年間の熱い思いが溢れんばかりのトークで、予定時間を大幅に延長して語っていただきました

 ・法人設立前後を振り返る 青合幹夫(理事、京都府森林組合連合会)

 ・植樹協力15年の実績と成果  田中誠司(理事、京都府立大学)

 ・黄土高原での植樹協力の課題と今後 水田宏樹(理事、京都府)

 ・民生家庭部門の省エネルギー協力  

   宮本康弘(監事、E&Eプランニング) 

  

●コメント、意見交換

 参加者との意見交換では、京都府の地球温暖化対策を担当する部署の職員からNPO活動への理解と感謝の言葉をいただいた他、中国での植樹活動をされている他の団体の方から「活動内容も同様であり、会員の高齢化や補助金に頼らない経済的自立の必要など抱えている課題も同じである。もっと早く情報交換をさせていただければ良かった」とのコメントをいただきました。これをきっかけに交流を深めてまいりたいと思います。どうもありがとうございました

 ●閉会あいさつ            

林幹朗(相談役)

 閉会に当たり林相談役からあいさつがあり、「王莎先生から紹介のあった中国村落の環境と文化伝承に関する課題は日本が抱える課題とも相通ずるところがあります。長きにわたって続けてきた中国植樹活動も補助金の終了とともに終わりになるのは残念ですが、中国の植樹に加えて文化に関する情報交換や京都府内での省エネ普及活動など、今後も皆さんの意見を聞きながら活動を続けていきたいと考えていますのでよろしくお願いします」と結びました。

  ご出席いただいた皆様、ありがとうございました。引き続きNPO活動に、ご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

NEW!! 2018. 2.3

みなさん、こんにちは。

今日は節分ですね。寒さは最も厳しい時期を迎えましたが、こよみの上では明日は立春。春を迎えるまであと一息。風邪を引かないように気をつけてくださいね。

さて、私たちのNPOは設立から15年を迎えることから、このたび15周年の記念イベントを開催することになりました。中国の西安建築大学から留学中の研究員をゲストに迎え、NPO関係者による中国植樹活動や省エネ活動の15年を振り返るリレートークなどを行います。

初めての方も大歓迎です。是非ご参加ください。(参加無料)

日時:2018年2月24日(土)14:00~17:30

場所:龍谷大学「ともいき荘」3F 第5.6研修室

京都市上京区室町通下長者町下る近衛町38

*終了後、地下ラウンジで懇親会を開催します。(会費5000)

問合せ&申込先 携帯TeL:080-1469-4871(北川)

         メール:hidekita@mvc.biglobe.ne.jp

*詳細はこちらの15周年チラシをご覧ください。

 

 

☆NEW!! 2018.1.6

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

「京都環境フェスティバル2017」への出展の様子をアップしました。

活動記録Ⅱをご覧ください。

ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました。

 

☆NEW!!2017.9.3

中国・黄土丘陵植樹ツアー 参加者募集ブンカンカ

2004年から中国での植樹活動を行ってきましたが、今年でいったん休止するため、ツアーも最後になるかもしれません。是非この機会にご参加ください。

日時:2017年11月23日(祝)~27日(月)4泊5日

行先:咸陽市淳化県(文冠果の植樹体験) *オプションとして世界遺産「兵馬俑博物館」など西安を中心とした唐代からの史跡を見学します。

定員:13名(先着順)

費用:110,000円程度(燃油等による変動あり)

*詳細はこちら「中国植樹ツアー」をご覧ください。

 

☆NEW!!2017.6.7

「楽エコ生活のすすめ」省エネのエキスパートがお手伝いをアップしました

省エネルギー部会について

「楽エコ生活のすすめ」省エネのエキスパートがお手伝いいたします

これまでの省エネ活動を一歩進めて、簡単に、楽しく、誰でも取り組める省エネ活動を京都から全国に向けて発信していく取組みをおこなっています。

これまでの省エネ活動は、大きな設備投資をともなうか、暑さ寒さを我慢するかにかたよりがちでしたが、そのような省エネ活動は長続きしません。もっと気軽に取り組める省エネ活動とはどういうものかということを調査、研究してあらゆる世代の方々に省エネ活動に加わってもらいたいと考えています。

私達のメンバーには「エネルギー管理士」「家庭の省エネルギーエキスパート」のほか、本年(平成29年)からスタートしました「京都再エネコンシェルジュ」などエネルギーを無駄なく有効に活用するためのノウハウを持った会員がたくさんいます。

省エネをしたいがどうしたらよいのかわからないとか、やってみたけど効果がわからないとか、どうすれば良いのかわからないなどといった何でもご連絡いただければご相談にお答えいたします。

まずはお気軽に「お問い合わせ」に投稿して下さい。

写真は再エネコンシェルジュ認証書授与式の写真で前から2列目右から3人目に当NPOのメンバーが写っています。(現在の認証者は173名おられます。)

*京都再エネコンシェルジュ「京都再エネポータル」はこちらのサイト↑をご覧ください。

 

 

☆NEW!2017.6.7

これまでの中国植樹活動を振り返って」をアップしました。

 

NEW!  2016.12.29

「京都環境フェスティバル2016」への出展の様子をアップしました。

詳細は「活動記録Ⅱ」をご覧ください。

 

2016.10.10

「NPO植樹ツアー&龍谷大学環境サイエンスコース・スタディツアー」レポート

季節は台風とともに進み、一挙に秋らしくなってきましたね。

  • 2016年8月26日から、中国陝西省咸阳市においてNPOの植樹活動が行われました。詳細は「植樹ツアー」のページにアップしましたのでご覧ください。

 

  • 8月27日からは、北川代表が務める龍谷大学学生のスタディツアーと合流し、学生たちは淳化県寧げん村で記念植樹を行いました。その様子をブログにアップしますのでご覧ください。。

2016年龍谷大学中国スタディツアーでブンカンカの植樹%e6%b7%b3%e5%8c%96%e3%81%ae%e8%be%b2%e5%ae%b6

当法人の北川代表が教鞭をとる龍谷大学のゼミ生と一緒に、中国スタディツアーに同行しました。スケジュールは8/27~9/3の8日間。初日の8月27日に咸陽市淳化県でNPOのメンバーと合流し、翌日は淳化県の寧げん村で記念植樹を行いました。%e6%b7%b3%e5%8c%96%e8%a8%98%e5%bf%b5%e7%a2%91%e3%81%ae%e5%89%8d%e3%81%a78-27%e6%b7%b3%e5%8c%96%e3%81%ae%e9%bb%84%e5%9c%9f%e5%a4%95%e6%98%a0%e3%81%88 8-27%e8%a8%98%e5%bf%b5%e6%a4%8d%e6%a8%b9%e3%81%ae%e8%a8%98%e5%bf%b5%e5%86%99%e7%9c%9f

 

 

 

村の農家の方が事前にブンカンカの苗を準備してくださり、ブンカンカの畑に穴を掘って一本ずつ植えました。30~40本くらいは植えたでしょうか。土はまさに黄土で、見た目はさらさらとしていましたが掘ってみると意外にしっとりとしていて掘りやすく、女子学生でも楽に穴を掘ることができました。

%e6%a4%8d%e6%a8%b9

8-28%e8%be%b2%e5%ae%b6%e3%81%95%e3%82%93%e3%81%ae%e5%ba%ad%e3%81%ab%e3%81%a64

記念植樹の後は農家さんの庭先で休憩させていただき、お茶と棗の実をいただきました。ひと汗かいて、とても気持ちの良い庭先でした。

この農村集落には昨年もNPOのメンバーと訪れましたが、生態移住による住宅が20軒ほど並び、プラム、リンゴなどの果樹の他、くるみ、トウモロコシ、大豆、インゲン豆などの穀物や野菜が作8-28%e6%b7%b3%e5%8c%96%e3%81%ae%e3%83%a4%e3%82%aeられていました。

8-28%e8%be%b2%e5%ae%b6%e3%81%ae%e5%8f%8e%e7%a9%ab%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%9f%e3%82%af%e3%83%ab%e3%83%9f8-28%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b4%e3%81%ae%e6%9c%a8

 

 

 

 

ただ、道のわきにゴミが散乱していたのは残念でした。ごみの収集システムが整っていないようです。

8-28%e3%81%94%e3%81%bf%e3%81%ae%e6%8a%95%e6%a3%848-28%e7%94%9f%e6%85%8b%e7%a7%bb%e4%bd%8f%e4%bd%8f%e5%ae%85

ブンカンカが根付いて実がなるといいなと思いながら村を後にしました。

 

%e6%ad%a6%e5%bf%a0%e3%83%86%e3%83%bc%e3%83%9e%e3%83%91%e3%83%bc%e3%82%af
諸葛孔明のテーマパーク

 

スタディツアーではこのあと漢中へ移動し、漢中博物館や諸葛孔明の墓や祠を見学。諸葛孔明のテーマパークがとても広大に%e3%83%86%e3%83%bc%e3%83%9e%e3%83%91%e3%83%bc%e3%82%af%ef%bc%92立派にできていたのには驚きました。

%e8%be%b2%e6%a5%ad%e6%ad%b4%e5%8f%b2%e5%8d%9a%e7%89%a9%e9%a4%a8
西北農林科学技大学農業歴史博物館

 

 

 

また、今回初めて、漢中の紙の祖師「蔡倫」が祀られている古代紙の博物館や西北農林科技大学の農業歴史博物館を訪れました。紀元前9000年頃から始まるとされる農業技術の歴史と、西暦200年ごろに発明された楮を原料とした紙の発明の歴史を知ることのできる中国ならではの貴重な博物館でした。

%e8%94%a1%e5%80%ab%e3%81%ae%e5%83%8f
紙の祖師「蔡倫」の祠と博物館

%e7%b4%99%e6%bc%89%e3%81%8d

 

 

%e8%a5%bf%e5%8c%97%e8%be%b2%e6%9e%97%e7%a7%91%e6%8a%80%e5%a4%a7%e5%ad%a6
龍谷大学学生による発表

 

 

 

 

西北農林科技大学では龍谷大学の学生との交流会が開催され、西北農林科技大学側からは杜仲茶の研究に関する発表がありました。龍谷大学の学生たちは京都の伏見稲荷大社について発表。五穀豊穣を祈る大社の守り神としてのキツネと稲を荒らすスズメを丸焼きにして食べるいわれがあることなどを説明し、中国の学生たちの関心を呼んでいました。

8-30%e6%9c%b1%e9%b7%ba%e4%bf%9d%e8%ad%b7%e3%82%bb%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%bc%e8%a8%98%e5%bf%b5%e5%86%99%e7%9c%9f
朱鷺保護センター

さらに、トキの自然保護センターや佛平の秦嶺山脈の自然保護区の動植物を展示する佛平自然保護区展示館でも詳しい説明を受け、今年もまた希少な茶色いパンダとキンシコーにも会うことができました。%e3%82%ad%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%82%b3%e3%83%bc%e6%9c%a8%e3%81%ae%e4%b8%8a%e3%83%91%e3%83%b3%e3%83%80

 

 

 

%e6%bc%a2%e4%b8%ad
漢中の住宅建設と林立するマンション

 

陝西省だけでも日本の本州に匹敵する広さがあり、西安から漢中まで、2000~3000メートル級の秦嶺山脈を越えて、北側の黄土高原から南側の京都の気候に近い温帯地帯まで、マイクロバスで往復1000キロ近くを移動しました。広大で厳しい自然環境の様子や地形、地質、気候、風土の違いを、中国全体からすればほんの少しでしょうが知ることができました。

%e7%a7%bb%e6%b0%91%e6%94%bf%e7%ad%96%e4%bd%8f%e5%ae%85%e5%bb%ba%e8%a8%ad

あいかわらず、どの地方や都市へ行ってもマンション建設は続けられていて、その部屋数は40億人分に匹敵するとも言われており、まだまだバブル経済の真っただ中にありますが、13億人の中国人がみな貧困から脱出し、平均的に衛生的で快適な生活ができるようになるまで、国家としては何としてでも経済発展を維持し国民の信頼を得続けなければならないということなんでしょう。車中から眺める土ぼこりの町の様子からその必死さが伝わってきます。%e6%bc%a2%e4%b8%ad%e3%81%ae%e9%ab%98%e6%a0%a1%e7%94%9f

西安市内は地下鉄も整備され道路もきれいに清掃されていましたが、歩き回った後にはひどく咳やくしゃみが出ましたので、PM2.5などの大気汚染はまだ改善されていないのかもしれません。長安城内の商店街の中にごみ収集所があったり、農村地帯%e3%81%a8%e3%81%86%e3%82%82%e3%82%8d%e3%81%93%e3%81%97%e3%82%8a%e3%82%93%e3%81%94%e5%a3%b2%e3%82%8aではそれすらもなくポイ捨てされていたり、佛平のパンダやキンシコーの生息地域の近くを新幹線や高速道路を通す工事が進められていたりと、発展と環境のアンバランスがまだまだ目につきます。%e6%b7%b3%e5%8c%96%e3%81%ae%e3%83%ac%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%b38-27%e3%83%8f%e3%83%b3%e3%83%90%e3%83%bc%e3%82%ac%e3%83%bc%e3%81%a8%e3%83%af%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%b3%e9%bb%84%e5%9c%9f%e9%ab%98%e5%8e%9f%e3%81%ae%e9%81%93

 

 

 

私たちのNPOも今後どのように中国と関わっていけばいいのか。2002年から始まった中国植樹も14年目となり、この間、中国は大きく経済発展を果たしました。その急激な発展と環境問題への対応のあり方について、いろいろな面から考えさせられるところでもあります。

次代を担う学生たちと共に学べたのは貴重な体験でした。機会があればまた行ってみたいです。謝々!(理事 奥谷三穂)

 

2016.4.3 「京都環境フェスティバル2015」アップのお知らせ

すっかり更新がご無沙汰になりました。春爛漫!桜も満開ですね!!京都市内も周辺も大変なお花見の人出です。外国人観光客も大変多いですね。せっかくなのでゆっくり楽しんでほしいのですが、花・人・花・人・人人人・・・って感じですね。

さて、うかうかしてるうちに新年度が始まってしまいましたので、昨年度の報告として12月に開催された京都環境フェスティバル2015の内容を「活動記録」→「環境フェスティバル」のページにアップしましたのでご覧ください。

写真はこんな感じです。何かいろいろと作り物があって楽しそうですね。龍谷大学の学生さんたちと一緒に出展しました。是非ご覧ください。

京都環境フェスティバルへの出展

NPOブース全体

 

 

NPOブース2

 

 

 

2015.10.14

すっかり秋らしくなりましたね。金木犀の香りがどこからともなく漂ってきて、気持ちの良い季節です。今年の夏に受け入れた中国留学生のインターンシップのレポートと9月に実施した西安植樹ツアーのレポートをアップしますので、ご覧ください。

中国留学生のインターンシップ報告レポート

2015年8月17日~9月2日までの間、中国留学生をインターンシップとして受け入れました。この事業は、公益信託アジア・コミュニティ・トラスト(ACT)「アジア留学生等支援基金」を活用して実施したものです。

インターンシップ事業のねらい

私たちのNPOでは、2004年から中国陝西省での植樹に協力してきているのをはじめ、国内でも環境保全活動に取り組んできています。中国では経済の発展とともに、PM2.5などの大気汚染、水質悪化など様々な環境問題が顕在化し、深刻さを増しています。

そこで、中国留学生のインターンの実施を通じ、日本の先進的な環境関連施設や企業の視察をはじめ、地域の自然環境の現状などを実際に現場に行って体験してもらうことなどにより、日本の環境問題の実情や解決策を学んでもらい、帰国後、中国の環境保全活動や啓発に役立ててもらえればと思い、2014年から実施しているものです。

①環境関連施設の視察学習

IT技術を活用した企業として、オムロンと島津製作所、けいはんなプラザの再生可能エネルギー、省エネ技術ショールーム、琵琶湖博物館などを視察し、企業や公的機関における環境政策について学んでもらいました。「日本の企業は社会や人々の健康のために技術開発をしているので本当にすごい」と、京都企業の技術水準の高さと環境・健康・社会に貢献する企業理念に大変感心したようでした。けいはんなショールームEV

②自治体や企業とNPOの協力による環境保全活動の視察学習

京都府庁では、水・大気・土壌の環境管理を中心とした環境施策の状況を学び、府庁屋上での太陽光発電設備、その電気を活用した電気自動車の急速充電設備、屋上緑化などを視察しました。府庁屋上3

琵琶湖博物館ではNPOを中心とした水環境の保全活動について詳しく説明を受け、NPOおおつ環境フォーラムでは龍谷大学の学生とのブレーンストーミングに参加するなど、様々な主体が一緒になって取組様子を知ることができました。

③森林環境活動への参加 1日目丸太運び

京都市郊外や丹波山地の森林では、京都府立大学の学生とともに、森林作業や間伐材の製材などを体験し、水をはじめ木材など森林の恵みを利用することや、環境保全のための活動の必要性について学びました。間伐や除伐は急斜面の作業で大変きつかったのですが、率先して作業に取組み、持ち前の力で大活躍しました。森林作業は面白いと言い、地下足袋を大変気に入ってくれました。

3日目除伐1本人の出身地である大連には、京都のような深い森林はないものの、森林と水の関係、間伐などの整備の必要性を学び、中国の自然との比較を感じてもらうことができました。

④日本文化の体験学習 

京都府北部の宮津市を訪問し、地域の自然資源を活用した日本人の生活様式や農業、地元事業所の取組などを視察体験するとともに、本物の日本文化にふれてもらいました。阿蘇海と宮津湾

天橋立では、自然が作った砂嘴の造形の美しさに感心する一方、府庁で学んだように、天橋立によって閉鎖域になっている阿蘇海の水の汚れを一目瞭然に見ることができました。ちょうど、学生ボランティアの集団が、阿蘇海の浄化のために殻の除去活動をしているところに居合わせ、「中国の学生はボランティなどしない」と感心していました。8.28そばうち1

宿泊施設「しおぎり荘」での農山村体験では、郷土料理であるばらずしやそば打ちを体験したり、山に生えているクロモジを採取してクロモジ茶づくりを体験しました。美しい棚田と眼下に広がる海の景色の美しさに圧倒されたようでしたが、過8.27松尾の棚田疎化や高齢化で学校が閉鎖され空き家や耕作放棄地も広がるなど、地域の課題も知ることができました。また、棚田の無農薬米で作られる酢の製造工場「飯尾醸造」を視察し、自然環境の保全と食の安全の関係を学んでもらいました。

宮津市世屋地区では、仏像づくりをされている方の工房を訪問しましたが、中国では仏師を大変尊敬しており、間近に見ることはほとんどないそうで、大変感激していました。中国の家々にも観音像などが祀られていることもあるなど、宗教観の共通性も知ることができました。

日中交流の大切さ碾茶3

都市ではIT技術による経済発展の様子を見て大いに感心し、一方の農山村では過疎・高齢化の課題があることを初めて知ったようです。中国でも都市と農村の格差が広がっており、体験学習を通じて農村の良さを知る方法を学ぶことができたと思います。また、「けいはんな」にある福寿園CHA研究センターでは、碾茶(抹茶)づくりの体験をしましたが、碾茶を作る石臼も技法も全て、1000年以上前に中国から伝わってきたものであることや日本や世界の茶の文化は、すべて中国から広まったものであることを学びました。

このように、インターン研修を通して、隣国である中国とは共通する文化や課題が多くあることが改めてわかり、価値観や生活習慣の違いも含め、互いにもっと理解を深めることが大切であると感じました。当NPO法人としても、民間レベルでの交流やこうしたインターンシップ事業の大切さを改めて実感しました。お世話になった訪問先の皆さんやACTには、貴重な機会をいただけたことを心から感謝申し上げます。(okutani)


2015.10.14

中国植樹ツアー2015の報告レポート

2015年9月7日から13日まで、NPOメンバー(田中、水田、奥谷)と一般参加者の方1名、計4名で、陝西省での植樹調査と歴史・文化ツアーに行ってきました。

今回は、陝西省の漢中から出発し、秦嶺山脈から3000メートル級の山を越えて黄土高原に入り、淳化県での緑化活動地を車で回りました。沸平の自然保護区では、珍しい茶色のパンダやキンシコーにも会えました。

キンシコーパンダ

淳化県では、淳化官山林業専業合作社の植栽地を訪問し、昨年度植樹したブンカンカの生育状況の調査をしましたが、植樹後の天候不順により生育がうまくいっておらず、今年は現地の人たちに補植をしてもらうことになりました。植樹調査

車での移動では中国の広さと自然環境の厳しさを実感しました。雨の黄土高原では黄土がヌルヌルにすべって車がスリップし、あわや高原にジャンプか‼…といった危険な目にも…。黄土の本質を見せつけられた気がしました。「水土流失」と水土流失いうのはこういうことなんだと初めて知りました。表面を水が走るだけで、地中に雨が浸み込みません。緑化の必要性がよくわかりました。

ブンカンカの緑化事業のカウンターパートナーである谷先生が開いておられるサロンで、健康茶であるブンカンカのお茶をいただきました。とても黄土高原落ち着いた雰囲気の中国茶の伝統的なサロンで、これからの植樹計画の話をしながら、何杯もお代わりをして頂戴しました。ちょっとは血圧が下がって、血液がサラサラになったかな??

IMG_1357

 

 

 

街中もいろいろ見ました。バブルが崩壊して立ち枯れになったマンション群。それを尻目にこれでもかと、さらに工事が進められる高速道路、高速鉄道、地下鉄、ビル・・・大型の投資がいつまで続くのか、いや、いつまで持つのか心配になるような光景でした。マンション建設

西安のホテルは一級のホテルでしたが、バスタブに水を入れ始めて10センチくらいで茶色い水に変わってしまいました…。安定した水の配給は、まだまだ課題のようです。西安市内は小ぎれいな大型スーパーもでき始めていますが、少し郊外にいろいろな乗り物でれば旧来の個人個人のお店が立ち並び、古いものと新しいものが断りもなく雑多に交じり合っていました。広大な土地に多くの人口。水不足と脆弱な自然環境の中で中国はどこを目指して走り続けるのかな~。日本に帰って、おいしい空気と水にホントに感謝しました。

今回のツアーでは、歴史遺産や博物館にも行きました。BC1700年頃の殷の時代の青銅器から秦の始皇帝の兵馬俑、諸葛孔明の墓なども見ました。道教のお寺も健在で、老子の「自然に任せて生き、自然に還る」という思想が中国の人たちの根底に今もあると、案内の呉さんが話されたのが印象的でした。IMG_0565

学ぶことの多い植樹ツアーでした。ご一緒していただいたみなさん、どうもありがとうございました。(okutani)


 

2015.8.13

今年の夏の暑さは特別ですね。今日あたりから少し暑さが和らぐようですが、それでもまだまだ残暑が続きそうです。体調管理に気をつけたいですね。 さて、昨年から取り組んでいる中国留学生のインターンシップ事業ですが、今年も8月17日から9月2日まで、一人の男子学生さんを受け入れることになりました。期間中は私たちNPOの活動を知ってもらったり、京都府内を中心に環境問題に取り組む企業や行政、いろいろなNPOの活動を体験してもらう予定です。南丹市美山町にある京都府立大学演習林での森林体験や宮津市上世屋での農村文化の体験なども盛り込んでいます。 日本や京都の様々な環境の取り組みを実感していただき、国境を越えて、民間レベルでの環境や文化の交流が進められればと思います。

IMG_0490
宮津市上世屋の夏の棚田

インターンシップの様子は、またアップしていきますのでどうぞよろしく。       本格的な梅雨のシーズンになりましたね。いかがお過ごしですか。 ホームページを更新しましたのでご覧ください。中国ツアー募集ページに、6月13日に開催されたNGOスタディーツアーの様子をアップしました。環境講演会等のページに6月27日の通常総会に合わせて開催した講演会の様子をアップしました。 それから、5月30日には、昨年度の「アジア留学生インターン受け入れ助成プログラム」(ACT)でお越しいただいた、広島国際大学の中国人留学生趙慧卿(チョウ ケイケイ)さんの報告会が東京でありました。これからも留学生の受け入れを続けていければと思っています。 ACT2014報告会ACT

 

 


 

みなさんこんにちは。 NPO法人環境保全ネットワーク京都の事務局です。 このたびホームページを新しくしました。これまでの10年の足跡を引き継ぎながら、新しい仲間を増やしていきたいと思っています。お気軽にお問い合わせください。

☆「第12回NGOスタディツアー合同説明会」が開催されます。 私たちのNPOも「中国西安植樹ツアー」のブースを出していますので是非お越しください。 2015年6月13日(土)13:30~17:00 キャンパスプラザ京都2階ホール

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA